【登録販売者試験対策】かぜの症状に用いられる漢方①【覚え方】

漢方

登録販売者試験において第三章の点を稼ぐには

漢方処方製剤の勉強は避けて通れません。

でもそんなこといったって

うさぽむ
うさぽむ

こんな見慣れん漢字ばっかり並べられて覚えられるかー!!!

と思う気持ちもとてもよくわかります。

現に私もそうでした……

うさぽむ
うさぽむ

でも!大丈夫です!

漢方は「100%完璧に覚えなくてもいい」んです。

なぜなら、大体の問題がその対象の漢方薬の

「キーワード」「固有の情報」だけで回答できるからです。

ということで、

このカテゴリーでは漢方を勉強するにあたり

覚えておいてほしい内容にしぼってまとめてありますので

限りある時間内で勉強されている方はぜひご活用ください。

今回の記事では、漢方のうち

「かぜ症状に用いられる薬」の前半4つを解説しています。

かぜの漢方処方製剤

種類

かぜ薬に配合される漢方処方成分、又は単独でかぜの症状緩和に用いられる漢方処方製剤
の主なものに、

  • 葛根湯
  • 麻黄湯
  • 小柴胡湯
  • 柴胡桂枝湯
  • 小青竜湯
  • 桂枝湯
  • 香蘇散
  • 半夏厚朴湯
  • 麦門冬湯

などがあります。

覚えておくべき情報

漢方を勉強する際に優先的に覚えておくべきことは

以下の4つです。

  • しばり表現
  • 構成生薬
  • キーワード
  • 重篤な副作用

これらを覚えておけば7割ほどは

回答できるでしょう。

漢方には効能が4つも5つも書いてあることが多いですが

それらの効能を聞かれることは多くないので

とりあえず上記4つを頭に入れておく方が効率的です。

要注意の生薬

漢方でよく出題されるのが

「カンゾウ、マオウ、ダイオウが含まれているか」

という問題です。

これは、それぞれに過剰に摂取すると

体に悪い影響が出る可能性があり注意する必要があるためです。

<それぞれが与える影響>

カンゾウ→偽アルドステロン症を起こすおそれ

マオウ→心悸亢進や血圧上昇、血糖値上昇

ダイオウ→腹痛、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用

この記事で出てくる漢方に含まれる

要注意生薬は以下になります。

カンゾウマオウダイオウ
葛根湯
麻黄湯
小柴胡湯
柴胡桂枝湯

これは頭に入れときましょう。

それでは、ひとつずつ詳細を見ていきましょう。

葛根湯

覚えておきたいこと

★しばり表現

体力中等度以上のもの(汗をかいていないもの)

かぜの漢方の中で“中等度以上”なのは葛根湯だけ。虚弱な人には不向き。

 

★構成生薬

カッコン、マオウ、ショウキョウ、タイソウ、ケイヒ、シャクヤク、カンゾウ

かぜの漢方の中で“マオウ”が入っているのは葛根湯・小青竜湯・麻黄の3つ

★キーワード

感冒の初期・肩こり

感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛みに適す

★副作用

肝機能障害、偽アルドステロン症

まとめ

汗をかいていない比較的体力のある人で、感冒の初期肩こりに用いられる。

うさぽむ
うさぽむ

「風邪の引きはじめには葛根湯」でおなじみの漢方ですが比較的多くの人に用いられやすい漢方だったんですね!

麻黄湯

覚えておきたいこと

★しばり表現

体力充実

一般的に発熱している場合は体力があると言われているよ

★構成生薬

マオウ、キョウニン、ケイヒ、カンゾウ

かぜの漢方の中で“マオウ”が入っているのは葛根湯・小青竜湯・麻黄の3つ

★キーワード

かぜのひきはじめ、発熱、ふしぶしの痛み

かぜのひきはじめで、寒気がして発熱、頭痛があり、咳せきが出て身体のふしぶしが痛く汗が出ていないものの感冒、鼻かぜ、気管支炎、鼻づまりに適す

★重大な副作用

なし

まとめ

体力が十分にありふしぶしが痛むひとのかぜ初期に用いられる

うさぽむ
うさぽむ

“体力充実”のひと向けの漢方はそれほど多くないので

一気に覚えてしまってもいいかも!

小柴胡湯

覚えておきたいこと

★しばり表現

体力中等度

かぜの漢方で体力中等度なのは「小柴胡湯」と、「半夏厚朴湯」

★構成生薬

サイコ、ハンゲ、ケイヒ、シャクヤク、オウゴン、ニンジン、タイソウ、カンゾウ、ショウキョウ

要注意生薬はカンゾウのみ

★キーワード

舌に白苔、かぜ後期、インターフェロン

〇ときに脇腹(腹)からみぞおちあたりにかけて苦しく、食欲不振や口の苦味があり、舌に白苔がつくものの食欲不振、吐きけ、胃炎、胃痛、胃腸虚弱、疲労感、かぜの後期の諸症状に適す

〇インターフェロン製剤で治療を受けている人では、間質性肺炎のおそれ

★重大な副作用

肝機能障害 間質性肺炎

まとめ

それなりに体力があり舌に白苔がつく人のかぜ後期に用いる。

インターフェロンとの併用は×

うさぽむ
うさぽむ

めちゃくちゃよく出ます!特にインターフェロン&間質性肺炎は頻出なので必ず覚えましょう!

柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)

覚えておきたいこと

★しばり表現

体力中等度又はやや虚弱

またはやや虚弱”とつくのは柴胡桂枝湯・小青竜湯・五積散のみ

★構成生薬

サイコ、ハンゲ、ケイヒ、シャクヤク、オウゴン、ニンジン、タイソウ、カンゾウ、ショウキョウ

要注意生薬はカンゾウのみ

★キーワード

かぜの中期から後期、胃腸炎

多くは腹痛を伴い、ときに微熱・寒気・頭痛・吐きけなどのあるものの胃腸炎、かぜの中期から後期の症状に適す

★重大な副作用

肝機能障害 間質性肺炎

まとめ

体力があまりない人の胃腸炎やかぜ中期から後期に用いられる。

うさぽむ
うさぽむ

小柴胡湯と桂枝湯を合わせた漢方です。

風邪の引き初めから順番に葛根湯→麻黄湯→柴胡桂枝湯→小柴胡湯と覚えるのもいいですね!

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